①すぐ返事をしない
まず即答しないことです。言葉を濁すなり間違っても即答しないようにしましょう。よほどのブラックじゃない限りその場で退職を強要されることはないでしょう。
ちなみに退職を強要された場合は退職強要と言い、違法です。
圧力に負けて退職同意書にサインしてしまった場合も救済の余地はありますので、諦めずに労基や弁護士に相談を。
②労基に相談する
何よりも先に
地域管轄の労働基準監督署がありますのでそれを調べて電話してください。
https://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/soudan.html
厚生労働省/総合労働相談コーナーのご案内
相談無料
予約不要
平日 8:00-17:00の営業時間が一般的かと思います。
相談員によって対応の差があるかもしれませんが、みなさん親切丁寧に親身になって納得いくまで話を聞いてくれアドバイスをしていただけました。
私たち労働者には好きなタイミングで退職をする権利がありそれを、正当な理由なく会社は強要することはできないと念押しされました。
“あなたはどうしたいですか?”
“今仕事をやめる計画はありましたか?”
それへの答えがNOなら、ただ単に会社にはっきりと「辞めません」と伝えてくださいと。
ちなみに法的強制力はありませんが、労基による指導・斡旋という介入をお願いできるそうです。
詳しくは↓
https://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/index.html
厚生労働省/個別労働紛争解決制度(労働相談、助言・指導、あっせん)
③録音する
とにかく録音しましょう。退職勧奨自体は違法ではないですが、退職を強要したり、嫌がらせ目的で追い出し部屋や給料が半分以下に下がるような配置転換などは違法です。
会社がどう出るかわかりませんので、念のために、自衛のために証拠を集めておきましょう。
スマホがあれば簡単に録音できます。その他にも録音にお勧めのデバイスとしてペンタイプや、腕時計タイプが自然で良いかと思います。例えば↓
楽天市場
④弁護士に相談する
退職勧奨が悪質な場合、すでに同意書にサインしてしまった場合などはすぐに個人の労働問題を取り扱っている弁護士などを検索して相談しましょう。多くの弁護士は初回枠を相談無料にしています。代理人として会社との交渉を任せる方なので、予算はもちろん相性の合う方を見つけられるとその後の問題解決までのストレスを減らすことができます。
弁護士は相談して本当によかったので、皆さんも一人で全てを背負うことなくプロの方に間に入ってもらうのはお勧めです。個人対会社だとパワー負けしやすい交渉も、プロの弁護士が間に入れば会社の態度も違ってきます。
こちらでも検索できます↓
https://legal.coconala.com/search/result?sub_category_id=403
ココナラ法律相談
法テラスの利用もあります。収入制限等ありますが、比較的安価に弁護士に依頼することができます。
料金の分割払いにも対応してくれます。
詳しくはこちら↓
日本司法支援センター法テラス
⑤ユニオンへの加入を検討する
ユニオンに加入することで、会社と待遇や給料の改善を求めて団体交渉することができるようになります。納得のできない退職勧奨や配置転換をされた場合には有効な手かと思われます。
こちらからも検索できます。
日本労働組合総連合会
最後に
上司から辞めたらどうなの?次の仕事探した方が良いんじゃないですか?なんて言われた日には目の前が真っ暗になる思いを多くの人が覚えるのではないでしょうか。
大事なポイントは、
会社は労働者に退職を強要したり、正当な理由なく解雇することはできない
ことです。私たちは、私たちのタイミングで退職を決める権利があります。
先日、夫が鬱になってしまった記事を書きました。どうしてればこんなに精神すり減らすことなくストレス負荷を最小限にできたんだろう…という反省と体験を元に同じ経験してる人がいるならシェアしたい!と思ってこの記事を作成しました。
これを読んでくれてる読者の方がいち早く解決できますように!